こんにちは〜 Python誠です。
前回に続いてじゃんけんゲームを解説していきます。
「じゃんけんプログラムの解説」
まず、1行目をみてください。
1行目: コメント欄の挿入
- 半角のシャープ # はコメント欄なので、# より右の文字は実行されません。
7行目からを # プレーヤー 部分 と 13行目らを #モンスター 部分として、プログラムをコメントで分けています。
前回プログラムの「モンスターじゃんけん①」に比べると、今回は # プレーヤー 部分のみを追加し解説してます。
引数と戻り値について説明していますが、理解がしにくくても、プログラミングしていくうちに体感として覚えていけるので、どんどん前に進めていきましょう!🤗
# プレーヤー 部分の解説
1. 引き数を出力
- print 関数で()の中の 引数 をシェルウィンドウに出力します。
- 引数 とは、関数を実行したときに引き渡される値のことです。
- この行の場合、引き数 は 文字列 "0:グー 1:チョキ 2:パー" になり、シェルウィンドウに 出力されます。
2. 戻り値を受け取る
input("じゃんけん・・・")
- imput 関数は()の中の 引数 をシェルウィンドウに出力し、プレーヤーから入力された 戻り値 を受けとります。
- 戻り値 とは、関数を実行したあとに返される値(文字列)のことです。
- この場合は 引数 ( "じゃんけん・・・" ) をシェルウィンドウに出力した後、プレーヤーが入力した「じゃんけんの番号(0〜2)」を 戻り値 として返します。
int(〇〇〇〇)
- int 関数は()の中の 引数 を整数に変換します。
p = int(input("じゃんけん・・・"))
この1行で、imput 関数の 戻り値 「じゃんけんの番号(0〜2)」を int() 関数で整数に変換し、変数 p に代入することになります。
3. リストの文字列を呼び出し出力
- 前回解説した # モンスター 部分と考え方は同じです。
- player という変数に、 janリストの p 番目の要素を代入し print() で出力します。
ここまでのプログラムを実行
さあ、プログラムを実行してみましょう。
こんな感じになります!😳
「じゃんけん・・・・」と表示され、入力待ちになります。
ここでは 0 を入力しました。
すると、プレーヤーとモンスターの出し手が表示されます。
ただし、勝ち負けの判定は表示されません。
勝敗判定を追加
続いて、勝敗判定のプログラムを追加していきましょう!
次のプログラムを「モンスターじゃんけん②」の末尾に追加してください。
次回は、勝敗判定について解説していきます。
それでは、また次回お会いしましょう!
「 Let’s Python !!🤗」
・・・ by Python誠。
今までのおさらい・・・
- Pythonをインストール(公式サイトからダウンロード)
- 開発統合環境・IDLEのの設定方法(フォント・ダーク画面)
- IDLE・シェルウィンドウの使い方(対話モード)
- IDLE・エディタウィンドウの使い方(新規ファイル保存・実行)
- じゃんけんゲームの作り方(リスト・乱数・モジュールインポート)