Pythonでレトロゲームをつろう!!(佐藤 誠 の あくまでも独り言)

Pyhtonで2Dレトロゲームを作っていきます!! たまに、Googleアドセンスからグルメにスイーツ、子供の受験、古墳に神社・・・色々と楽しみながら書い伝えていきます!!

じゃんけんゲームの作り方② (引数・戻り値・整数変換)  Let's Python 7(初級編)

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こんにちは〜 Python誠です。

 

前回に続いてじゃんけんゲームを解説していきます。

 

「じゃんけんプログラムの解説」 

# 「モンスターじゃんけん②」



import random                    



jan = ["グー", "チョキ", "パー"]



# プレーヤー

print("0:グー 1:チョキ 2:パー")

p = int(input("じゃんけん・・・"))

player = jan[p]

print("プレーヤー: " + player)



# モンスター

m = random.randint(0, 2)

monster = jan[m]

print("モンスター: " + monster)

 

まず、1行目をみてください。

 

1行目: コメント欄の挿入 

# 「モンスターじゃんけん②」
  •  半角のシャープ # はコメント欄なので、# より右の文字は実行されません。

 

7行目からを # プレーヤー 部分 と 13行目らを #モンスター 部分として、プログラムをコメントで分けています。

前回プログラムの「モンスターじゃんけん①」に比べると、今回は # プレーヤー 部分のみを追加し解説してます。

 

引数と戻り値について説明していますが、理解がしにくくても、プログラミングしていくうちに体感として覚えていけるので、どんどん前に進めていきましょう!🤗

 

# プレーヤー 部分の解説

1. 引き数を出力

print("0:グー 1:チョキ 2:パー")
  • print 関数で()の中の 引数 をシェルウィンドウに出力します。
  • 引数 とは、関数を実行したときに引き渡される値のことです。
  • この行の場合、引き数 は 文字列 "0:グー 1:チョキ 2:パー" になり、シェルウィンドウに 出力されます。 

 

2. 戻り値を受け取る

p = int(input("じゃんけん・・・"))

 input("じゃんけん・・・")

  •  imput 関数は()の中の 引数 をシェルウィンドウに出力し、プレーヤーから入力された 戻り値 を受けとります。
  • 戻り値 とは、関数を実行したあとに返される値(文字列)のことです。
  • この場合は 引数 "じゃんけん・・・" ) をシェルウィンドウに出力した後、プレーヤーが入力した「じゃんけんの番号(0〜2)」を 戻り値 として返します。

 int(〇〇〇〇)

  •  int 関数は()の中の 引数 を整数に変換します。

 

p = int(input("じゃんけん・・・"))

この1行で、imput 関数の 戻り値 「じゃんけんの番号(0〜2)」を int() 関数で整数に変換し、変数 p に代入することになります。

 

3. リストの文字列を呼び出し出力

player = jan[p]

print("プレーヤー: " + player) 
  • 前回解説した # モンスター 部分と考え方は同じです。
  • player という変数に、 janリスト p 番目の要素を代入し print()  で出力します。

 

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ここまでのプログラムを実行

 さあ、プログラムを実行してみましょう。

じゃんけんプログラムを実行

こんな感じになります!😳

 

「じゃんけん・・・・」と表示され、入力待ちになります。

ここでは 0 を入力しました。

すると、プレーヤーとモンスターの出し手が表示されます。

ただし、勝ち負けの判定は表示されません。

 

勝敗判定を追加

 続いて、勝敗判定のプログラムを追加していきましょう!

次のプログラムを「モンスターじゃんけん②」の末尾に追加してください。

# 勝敗判定

if player == monster:

    print("引き分け")



elif player == "グー":

    if monster == "チョキ":

        print("勝ち")

    elif monster == "パー":

        print("負け")



elif player == "チョキ":

    if monster == "グー":

        print("負け")

    elif monster == "パー":

        print("勝ち")



elif player == "パー":

    if monster == "グー":

        print("勝ち")

    elif monster == "チョキ":

        print("負け")

 

次回は、勝敗判定について解説していきます。

 

それでは、また次回お会いしましょう!

「 Let’s Python !!🤗」 

 ・・・ by Python誠。

 

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今までのおさらい・・・

  1. Pythonをインストール(公式サイトからダウンロード)
  2. 開発統合環境・IDLEのの設定方法(フォント・ダーク画面)
  3. IDLE・シェルウィンドウの使い方(対話モード)
  4. IDLE・エディタウィンドウの使い方(新規ファイル保存・実行)
  5. じゃんけんゲームの作り方(リスト・乱数・モジュールインポート)