自動車メーカーのホンダが赤字転落
テレビCMでもお馴染みの、世界のホンダの4輪部門(自動車部門)が2019年1〜3月期決算で、530億円の営業損失を計上した。
売上高は2兆9128億円なので、1.8%の営業赤字になる。
過剰設備と開発コストがかさみ、軽自動車・国内販売一位の「NーBOX」でさえ赤字だと言うのだから驚きだ。
日本中で売れば売るほど赤字になっているとは・・・
ただしバイクなどの2輪部門は好調で、パワープロダクト部門を加えた主力3部門を合計した、2019年3月期の全社決算では、売上高15兆8886億円の営業利益7263億円と言う結果だった。
しかし営業利益率が4.6%と、他の自動車メーカーに対しては大きく遅れをとる事となった。
内紛により赤字転落?
ホンダの内部では、赤字の4輪部門と、好調の2輪部門が対立し、内紛状態だと噂されている。
確かに儲かっている部門にしてみたら、赤字部門なんて切り離して欲しいと思う気持ちも
わからなくは無いが・・・
どちらにしても、「内紛を起こしている会社は儲からない」のモデルケースのように思えます。
会社は1つのチームで有り、方向性を1つにまとまれた時は良い結果がでやすく、逆にまとまれない場合は確実に衰退していきます。
自分たちの会社も内紛の結果赤字転落なんて事にならないよう、気をつけていきたいものです。