集団左遷の最終回を観終わった感想
たった今、ドラマ「集団左遷」を見終わった。
正直な感想は「面白かったけど、ヒネリがなかったな〜」につきる。
三上博史演じる横山副頭取が行なっていた不正を暴いて終わると言う、何ともストレートな最終話だった。
実は横山副頭取は不正なんてしておらず、三友銀行の為に、本当に不正を行っていた前会長たちと闘っていたのだった・・・なんて展開を想像していたが本当にヒネリもなく終わってしまい、正直あっけにとられてしまった。
でもまあ、三上博史の怪演は最後まで輝いており、銀行モノのドラマにしては単純明快なストーリーで、むしろ見やすくてよかったかも知れない。
以前のブログ 笑い事では無い「集団左遷」 でも書いた通り、とにかく「頑張る!」がメインのテーマではあるが、根底に流れるのは「すでに銀行は世の中に必要無い存在になりつつある」事を強く印象付ける内容となっていた。
このドラマを観た銀行員たちが、その事実を再認識して新しい業態に生まれ変わるキッカケになって欲しいものです。
とにもかくにも、最後は エレファントカシマシ の「俺たちの明日」がフィナーレを盛り上げてくれた。
それがこのドラマの一番の見所だったのかも知れない。