大阪初の世界遺産登録へ
大阪の南に位置する「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産に登録される見通しとの報道がありました。
確か数年前から世界遺産登録を推進していたが、願い叶わず登録実現は難しいと思われていた矢先の吉報でした。
これらのうち象徴的な古墳の一つ「大山古墳(通称:仁徳天皇陵)」などは、周りに民家が立ち並び市街地のど真ん中に位置する為、昨今の世界遺産の観光地化などを考えるとなかなか登録面で不利であると言われて来たが、逆に今回は周辺住民の生活と密接に関わって来た歴史や、49機ある大小の古墳群が、寄り添う様に集まっている多様性などが評価され登録へ前進したようだ。
古墳群が観光地化される事には抵抗を覚える人も少なく無いとは思うが、登録が本決定されると、大阪初の世界遺産となり、近年海外からの観光客ラッシュに沸く大阪にさらなる魅力が加わる事になる。
個人的には、これを期に「大山古墳」に限らず、卑弥呼が埋葬されていると言われる奈良県桜井市の「箸墓古墳」等の発掘許可が緩和され、古代史の全容が少しづつでも解明されていく事を期待したいと思います。
・・・「令和」に元号も変わった事ですし、邪馬台国論争にもそろそろ決着をつけ、今後は発掘により新しい日本の古代の真実が次々と発見されていく事を楽しみにしております。
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